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防災ボトル・ポーチセット比較レビュー


今回ご紹介するのは、基本の防災アイテムが入った防災ボトル・ポーチ2点。
この基本セットをもとに各自が必要なアイテムを追加することで、今話題の「防災ボトル」や「防災ポーチ」を作成できます。
レトルト食品や防災グッズ購入の販促ノベルティとしてはもちろん、自治体・学校・地域の防災イベントや会社備品として役立つ防災基本セット。
それぞれどのような違いがあるのか、比較してご紹介します。
0次の備え
比較の前に、「防災ボトル」と「防災ポーチ」についておさらいしておきましょう。
今話題の「防災ボトル」や「防災ポーチ」とは、鞄の中に入れて日常的に持ち歩く防災グッズです。
災害はいつ起こるかわかりません。昼間に起こったことから多数の帰宅困難者を出した東日本大震災(3.11)の経験から、「外出時に携帯できる備え」=「0次の備え」が提唱されました。
それまで一般的だった防災袋(1次の備え)や備蓄(2次の備え)は建物内に常備しておくもので、常に身近にあるとは限りません。そこで、日常的に最低限の防災用品を持ち歩くことで、急な災害にも備える「0次の備え(0次防災)」が提唱されたのです。

こうした「0次の備え」は、阪神大震災を機に設立された「人と防災未来センター」(神戸市)を始め、さまざまな自治体やイベント、報道機関で紹介され、徐々に広がってきました。
これを受け、近年ではTwitterで自身の防災ポーチや防災ボトルを紹介する人が現れ、参考になると話題になっています。
とくに話題になったのは、2022年4月の警視庁警備部災害対策課のツイート。近年流行した透明なウォーターボトルに防災用アイテムをまとめ、鞄などに携帯できるようにしたキットをわかりやすく紹介しています。
警視庁警備部災害対策課を始め、防災ボトルや防災ポーチの実例から、各自がどんなアイテムを入れればいいか、オリジナルの防災ボトルや防災ポーチを投稿するツイートが流行しました。
自分にあった防災セットを
災害時、必要なものは人それぞれです。ウォーターボトル、ポーチ、袋、サコッシュなど、様々な選択肢があります。どんなものを持っていれば良いのか、色々な例を参考にしてカスタマイズするのがオススメです。
そこで今回は、オリジナルの防災ボトルや防災ポーチを作るのに役立つ、防災アイテム基本セット2点をご紹介します。
ボトル型とポーチ型の2製品
本レビューでご紹介する防災セットは、ボトル型の「ウォーターボトルイン防災6点セット」(以下「6点ボトル」)とポーチ型の「ポータブル防災7点セット」(以下「7点ポーチ」)の2点です。
この基本セットをもとに各自が必要なアイテムを追加すれば、オリジナルの防災セットが手軽に出来上がります。
では、「6点ボトル」と「7点ポーチ」の違いを見ていきましょう。
異なる容器とサイズ感


2製品には必要最低限の防災アイテムが入っており、主な違いは収納容器です。
「6点ボトル」はφ60×195mm(容量:500ml)、「7点ポーチ」は約150×220mmと、縦の長さは同じくらいです。
ボトルは厚みがあるため、収納量は多いですが多少嵩張ります。つぶれないと言う利点を活かして、リュックや大きめのビジネスバッグを持ち歩く方にオススメです。
小型のバッグを持ち歩く方は、ポケットなどにも入れておける薄くてスリムなポーチ型を選ぶと良いでしょう。
「6点ボトル」のは、水濡れに強く、鞄内でもつぶれることがないウォーターボトル入りなのが特徴です。給水ボトルとして使えるのも良いですね。この基本セットを元に、各自が必要なアイテムを詰めていくだけでオリジナル防災キットを作成できます。
「7点ポーチ」はコンパクトなジッパーバッグに入っているのが特徴です。薄くてコンパクトなのでポケットにもしまいやすくなっています。このセットを元にアイテムだけ追加したり、別のボトルやポーチでオリジナルの防災キットを作成しても良いでしょう。
収納アイテム
2製品の同梱アイテムの違いを見てみましょう。

[01] ウォーターボトル
[02] 圧縮タオル
[03] ホイッスル
[04] 防災のしおり
[05] ボールペン×各1
[06] ゴミ袋×3

[01] 収納ケース
[02] 圧縮タオル
[03] ホイッスル
[04] 防災しおり
[05] マスク
[06] ウェットティッシュ
[07] アルミブランケット
共通アイテム
2製品の同梱アイテムは、[02]~[04]の3点が共通しています。
![[02] 圧縮タオル](https://www.sp-venus.com/wp/wp-content/uploads/emergency-kit_towel.png)
![[03] ホイッスル](https://www.sp-venus.com/wp/wp-content/uploads/emergency-kit_whistle.png)
震災(地震、火災)時の行動マニュアルと、非常持ち出し袋に入れておくとよいものがまとめられています。
また、防災メモ欄が用意されており、避難場所や家族についてのメモが記入できるようになっています。
![[04] 防災のしおり](https://www.sp-venus.com/wp/wp-content/uploads/emergency-kit_manual_01.png)
![[04] 防災のしおり](https://www.sp-venus.com/wp/wp-content/uploads/emergency-kit_manual_02.png)
連絡先のメモや防災マニュアルは、オリジナルで用意して入れておいても良いでしょう。
防災セットを作る講習会やワークショップでオリジナルの情報メモ用紙を用意すれば、より充実した防災キットができます。
販促日本一ではペラやマニュアルの印刷、アッセンブリも承っておりますので、お気軽にご相談ください。
同梱内容の違い
2製品の違いも見ていきましょう。
「6点ボトル」には[05] ボールペンと[06] ゴミ袋がついています。
[06] ゴミ袋×3のサイズは500×330×150mm(ハンドル含む)で、持ち手有りの買い物袋仕様。
マチが150mmと大きく、口が大きく開くのでモノを入れやすい仕様になっています。黒いので汚れ物等も入れられ、緊急時でも汎用性が高いデザインです。薄いので、3枚あっても嵩張りません。
![[05] ボールペン](https://www.sp-venus.com/wp/wp-content/uploads/emergency-kit_pen.png)
![[06] ゴミ袋](https://www.sp-venus.com/wp/wp-content/uploads/emergency-kit_plastic-bag.png)
「7点ポーチ」には[05] マスクと[06] ウェットティッシュ、[07] アルミブランケットが付属しています。
![[05] マスクと[06] ウェットティッシュ](https://www.sp-venus.com/wp/wp-content/uploads/emergency-kit_mask_wtissue.png)
![[07] アルミブランケット](https://www.sp-venus.com/wp/wp-content/uploads/emergency-kit_blanket_01.png)
拡張性
防災セットは、各自カスタマイズすることが重要です。セットに含まれた基本内容以外で、足りないものは各自で追加していくことをオススメします。
実際にスタッフがアイテムを追加してみました。
6点ボトル



携帯食の羊羹とキャラメル、安全ピンやハサミが入った裁縫セット、小銭、小型ライト、常備薬、アルコール消毒綿、絆創膏と綿棒を入れてみました。
「6点ボトル」の容器には余裕がありますが、開け口がφ60mmと狭く、材質が硬いため、あまり大きなものは入りません。また、取り出しを考えて引き出しやすいビニール袋や紐付きのミニポーチに入れたり、入れる順番を工夫して重ねたりする必要があります。
7点ポーチ



ポーチには携帯食のビスケット菓子、安全ピンやハサミが入った裁縫セット、小銭、小型ライト、常備薬、絆創膏と綿棒、油性ペンを入れてみました。
「7点ポーチ」は携帯性のある薄いポーチですが、開け口が広いためモノが出し入れしやすく、ボトルでは入らなかったビスケット菓子も入りました。見た目よりも収納量は多いです。
緊急時でも慌てずに取り出しがしやすい形を考えると、ポーチ型の選択肢もオススメです。お子様やご年配の方でも安心ですね。
また、この基本セットを元に、少し大きめのポーチや巾着、ボトルを別に用意して、防災セットを作っても良いでしょう。
オススメする防災用品の組み合わせ
0次防災では、次のような防災グッズがよく用いられます。
普段持ち歩く品やシーンに合わせて、必要なアイテムをご用意ください。
※アイテム一覧は、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターの減災グッズチェックリスト(日本語)を元に作成いたしました。
減災グッズチェックリストは、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターホームページからダウンロードできます。
- 飲料水
- 携帯食
- ホイッスル
- 懐中電灯 (予備電池・電源も)
- 携帯ラジオ (予備電池も)
- 携帯電話 (充電器・バッテリも)
- 連絡メモ・備えリスト
- 身分証明書 (そのコピー)
- 筆記用具(メモ帳とペン)
- 現金(10円硬貨含む)
- 救急用品セット
- 持病薬・常備薬
- マスク
- 簡易トイレ
- ティッシュペーパー・トイレットペーパー
- 使い捨てカイロ
- ハンカチ(大判)・手ぬぐい
- 安全ピン
- ポリ袋
- 雨具( ポンチョ・雨合羽 など)
- ふろしき
オススメの利用シーン
「6点ボトル」「7点ポーチ」は、レトルト食品や防災グッズ購入の販促ノベルティとしてはもちろん、自治体・学校・地域の防災イベントや会社備品として役立つ防災の基本セットです。
ぜひ販促品やイベントの記念品、講習用キット、常備品としてお役立てください。
防災を見直す時期
防災を見直す時期は一年中あります。
9月の防災週間は有名ですが、近年の災害にちなんで提唱された記念日に改めて過去を見直してもよいでしょう。
災害にちなんだ記念日は、阪神淡路大震災にちなんで制定された1月17日『防災とボランティアの日』や、東日本大震災(3.11)にちなんだ3月11日の『防災意識を育てる日』や『送る防災の日』、11月の津波防災の日などがあります。
また、季節の変わり目である3、6、9、12月の防災用品点検の日などに定期的に行うこともオススメです。
キャンペーン・イベント例
「防災キャンペーン」
防災グッズや備蓄用レトルト食品を購入のお客様に、「6点ボトル」や「7点ポーチ」をノベルティとして提供します。購入された防災グッズとともに、0次防災をオススメします。
「0次防災を考えよう! 防災ボトル(ポーチ)ワークショップ」
「6点ボトル」や「7点ポーチ」を教材として提供し、オリジナルの防災ボトルや防災ポーチを作成する講習会を開きます。
学校や自治体、企業の講習会、子供会や夏休みの子ども向けワークショップなどにオススメです。
その他活用例
その他、記念品としての配布もオススメです。
・企業や学校、地域の防災イベントで
・社内防災教育の一環として
・顧客へのギフトとして
・企業の社会貢献活動(CSR)の一部として
セットでオススメのアイテム
「6点ボトル」「7点ポーチ」は、他のアイテムとのセット組みも可能です。必要なアイテムを追加し、オリジナルの防災セットを作成してください。販促日本一では、セット組みやオリジナルパッケージも作成可能です。
「7点ポーチ」をもとにオリジナルの防災キットを作れるクリアボトルやポーチもオススメです。
以下に、オススメのアイテムをピックアップしてご紹介します。
「6点ボトル」にオススメ
オススメの防災特集
防災グッズは防災ボトルなども含めた防災袋のほか、小型ラジオや懐中電灯、充電器などもございます。
キャンペーンやフェアに合わせた防災グッズを選び、販促品にするのがオススメです。カテゴリ別に防災アイテムをまとめた特集も、ぜひご覧ください。
この他にもさまざまな防災アイテムを取りそろえております。
お探しのものがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
名入れ・オリジナルパッケージ


「6点ボトル」はボトル全体に、「7点ポーチ」はポーチに名入れが可能です。
企業や自治体のロゴを入れてPRしたり、会社備品としてロゴのほかに連絡先を入れても良いでしょう。
ボトルは印刷面が広いため、防災関連のマニュアルや役立つ情報を印刷することもできます。
「ペンにもロゴを入れたい」「ポーチに緊急連絡先などの情報も印刷したい」など、上記図以外の印刷をご希望の場合も、お気軽にご相談ください。


「6点ボトル」は化粧箱、「7点ポーチ」はOPP袋に入っています。
販促日本一では、オリジナルの化粧箱や、台紙付きのOPP袋など、オリジナルパッケージも作成可能です。
「会社の記念品としてコーポレートカラーのパッケージにしたい」「防災イベントに合わせて、台紙にマニュアルを印刷したい」など、お気軽にご相談ください。
比較表
2製品の違いをまとめると、次のような共通点・違いがあります。用途に合わせてお選びください。
また、販促日本一ではセットにない防災用品の追加や、パッケージの変更も承っております。
今回ご紹介した防災ボトル・ポーチはコチラ! YouTubeでもご紹介しております。
ノベルティの名入れからオリジナルパッケージの作成まで、幅広く対応いたします。
「こんなことできる?」「こんなアイテムを探している」といったお問い合わせ、お見積もりだけでも、お気軽にご連絡ください。
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